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シミとそばかすの違いは何?見分け方から対策方法まで徹底解説

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「しみ」と「そばかす」

「しみ」と「そばかす」どちらも女性を悩ませる肌トラブルですが、どのような違いがあるのでしょうか?

について解説しています。ぜひ参考にしてください。

シミとそばかすの見分け方とは?

シミとそばかすの見分け方

ここでは、シミとそばかすの見分け方についてまとめました。

シミの種類 見分け方
老人性色素斑
老人性色素斑
紫外線によるダメージが原因で出来るシミの代表格が老人性色素斑です。

シミの境界線がはっきりとしていて、薄茶色の円形・または楕円形。
左右非対称に現れます。

紫外線を浴びた箇所が時間の経過とともに茶色くなっていきます。

肝斑(かんぱん)
肝斑(かんぱん)
肝斑は、シミの境界線がぼやけていて複雑な形をしています。もやっと現れるのでくすみのように見えることもあります。

頬などに左右対称に現れるのが特徴。

頬や頬骨の沿って広がるだけでなく、額の中央や口の周りなどにも出てくる場合があります。

肝斑はホルモンバランスの乱れが原因のシミ。

雀卵斑(じゃくらんはん)
雀卵斑(じゃくらんはん)
いわゆる「そばかす」です。
そばかすもシミの一種ですが、一般的なしみの老人性色素斑とは違い、小さく広範囲に広がっています。薄い茶・または黒褐色の細かい斑点が、鼻の周りに集中して現れることが多いですが、腕などの身体に出ることも。10代の思春期に多く見られ、夏場は色が濃くなり、冬は薄くなる

シミとそばかすの原因とは?

シミとそばかすの原因とは?
シミとそばかすの原因についてまとめました。

シミの種類 原因
老人性色素斑
(ろうじんせいしきそはん)
紫外線などの刺激によりメラニンが過剰に生成され、排出されずに肌に蓄積されることで起こる。
肝斑(かんぱん) 紫外線の影響によるものだけでなく、ホルモンバランスの乱れにが関係している。
そばかす 遺伝による影響。
紫外線を沢山浴びると濃くなる。

老人性色素斑

老人性色素斑のシミは、紫外線を浴びた肌にメラニンが生成され、さらに、加齢によりメラニンの排出が滞りできる後天性のシミ。紫外線を大量に浴びていた人は10代から現れることも。

肝斑

肝斑の原因は紫外線によるものだけでなく、妊娠や出産、ホルモンバランスの乱れなど、女性ホルモンが関係しているといわれています。
30代から40代以降に多くみられ、閉経と共に薄くなったり、人によっては肝斑が消えることもあります。

また肝斑のシミも、紫外線によって色が濃くなり悪化します。

そばかす

そばかすの多くは先天性で肌質の遺伝が原因とされています。
そばかすのできやすい肌質の人は、紫外線の影響を受けやすくメラニンを活発に分泌します。
そのため、メラニンが肌に蓄積、沈着し思春期ごろに目立ってきます。

シミとそばかすの対策方法は?

シミとそばかすの対策方法は?

ここでは、しみとそばかすの対策方法をまとめました。

紫外線対策をする

どのタイプのシミ、そばかすも紫外線の影響で悪化します。

まずはシミを増やさない、濃くしないために予防することが重要です。

季節を問わず、短時間の外出でも日焼け止めクリームを塗るなど、紫外線からお肌を守りましょう。

【参考記事】
おすすめの紫外線対策について「日焼けしやすいタイプとは?日焼けの原因とおすすめの紫外線対策・アフターケアも解説します」で解説しています。

ビタミンCとLシステインを摂る

シミ、そばかす対策にはビタミンCとLシステインをとると以下の効果が期待できます。

ビタミンC メラニン色素の生成を抑える
Lシステイン 過剰にできたメラニンの無色化
肌の代謝アップ

ビタミンCでメラニンの生成を抑え、Lシステインで過剰にできたメラニンを無色化。

さらに、皮膚の新陳代謝を促進し、メラニンの排泄を促してくれます。

【参考記事】
Lシステインについて「Lシステインの美白効果とサプリの選び方・副作用について」にまとめています。

美白成分を含む美白化粧品を選ぶ

美白化粧品とは、美白成分が配合されている化粧品。

ドラッグストアなどで販売しているお手頃価格の化粧品の中には、美白っぽいパッケージでも、美白成分は配合されていないものもあります。

美白成分もたくさんありますが、中でも効果に期待ができる成分に美白有効成分(医薬部外品)があります。

厚生労働省が認めている美白有効成分

  • ビタミンC誘導体
  • アルブチン
  • コウジ酸
  • エラグ酸
  • トラネキサム酸
  • カモミラET
  • ルシノール
  • プラセンタエキス

などがあります。

美白化粧品を選ぶ際には医薬部外品指定の化粧品を選んでみてください。

【参考記事】
美白有効成分については、「美白ケアは何歳から?初めての美白化粧品の選び方と注意点を解説
」でくわしく解説しています。

肝斑にはトラネキサム酸の服用が効果的

肝斑のシミ対策には、トラネキサム酸の服用が効果的。服用して3か月ほどで改善効果がみられるケースが多いそうです。

肝斑の原因は、女性ホルモンによるものですがトラネキサム酸がホルモンに働きかけるわけではなく、メラニンをつくり出すメラノサイト働きを抑え、肝斑の生成を抑制します。

まとめ

シミとそばかすの違い

いかがでしたでしょうか。
シミとそばかすの違いと、対策方法についてでした。

老人性色素斑のシミ、肝斑、そばかすは、原因は違うものの紫外線の影響で悪化します。

日焼け止めはもちろん、サングラスや日傘も利用して紫外線から肌を守りましょう。

シミやそばかすが薄くなるようにお肌を大事にしてくださいね。

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