すぐにべたついてしまうオイリー肌は、スキンケアが難しいと感じている人も多いのではないでしょうか。
オイリー肌には、2種類ありそれぞれお手入れ方法が違います。
そこでこの記事では
についてまとめました。
オイリー肌には2種類ある
皮脂が多く、お肌がべたつくと単にオイリー肌だと思いがちですが、実は
- 油分と水分がともに多い脂性肌
- 油分は多いけど水分が少ないインナードライ肌
の2つの種類のオイリー肌があり、それぞれおすすめのお手入れ方法が違います。
オイリー肌タイプのチェック方法
2種類のオイリー肌があると前述しましたが、じゃあ自分が脂性肌なのか、インナードライ肌なのか、気になりますよね。
ここでは自分でできる、簡単なチェック方法をご紹介します。
まず、洗顔後に化粧水などのスキンケアアイテムを何も塗らずに10~15分放置して、その後の肌の状態をみます。
肌がつっぱる感じがあるのに、表面がテカってべたつく方→インナードライ肌
以上は大体の目安なので、百貨店などのコスメカウンターにある機械で水分チェックを受けるのがベストです。
脂性肌の特徴
ストレスや睡眠不足、遺伝、間違ったスキンケア、ホルモンバランスの乱れなどが原因で皮脂の分泌が過剰になり、顔が光るほどになっている状態が脂性肌です。
皮脂の分泌が多く、お肌のべたつきが気になる状態のお肌のことをいいます。
インナードライ肌の特徴
インナードライ肌は、肌表面は皮脂でべたついているのに、水分量が少ないため肌内部はカラカラの乾いた状態。
実は、日本人女性の約8割ほどの人がこのインナードライ肌の疑いがあるといわれているのです。
脂性肌とインナードライ肌では、お肌が同じようにべたついていても、スキンケアの方法や向いている美白成分が違ってきます。
もしべたつきだけでなく、乾燥も気になるならインナードライのスキンケア方法を参考にしてみてください。
オイリー肌の美白化粧品の選び方と美白ケア方法とは?
ここでは脂性肌とインナードライ肌の人におすすめの、美白化粧品の選び方と美白ケア方法についてまとめました。
まずは、表でぴったりのスキンケアアイテムをチェックしてください。
脂性肌 | インナードライ肌 | |
クレンジング | ミルククレンジング クリームクレンジング |
ミルククレンジング クリームクレンジング オイルフリーのジェルクレンジング |
洗顔料 | 肌のツッパリ感を感じるものはNG | 固形石鹸タイプがベター しっかりと泡立ててきめの細かい泡で |
化粧水 | さっぱり系やふき取り用の化粧水はNG 皮脂の分泌を抑えるビタミンC誘導体配合の化粧水 |
ノンアルコールタイプがマスト セラミド、ヒアルロン酸などが入った保水力の高い化粧水を使う |
美容液 | 皮脂の分泌を抑えるビタミンC誘導体配合の美容液 | ノンアルコールタイプがマスト セラミド、ヒアルロン酸などが入った保水力の高い化粧水を使う |
乳液・クリーム | さらりとしたテクスチャのものを薄くのばす | 肌がつっぱる時はクリームをしっかり塗る べたつくときは乳液を薄めにサラリと |
脂性肌の美白化粧品の選び方と美白ケア
脂性肌の人には、【ビタミンC誘導体】が配合されている美白化粧品がおすすめです。
ビタミンC誘導体には、皮脂の分泌を抑えつつメラニンの生成を抑え、シミそばかすを防ぐ役割があります。
さらに、ニキビなどの予防の役割もあるので、皮脂分泌が多く、そのせいでニキビができやすいお肌の人に向いているといえます。
また化粧水・乳液はさっぱりタイプを選ぶといいでしょう。
とくにお肌がべたつく夏場などは、化粧水でたっぷり保湿して、乳液はすこし量を減らすなどバランスを工夫するのがおすすめです。
べたつくからと、保湿を怠ると、乾燥から肌を守ろうとさらに皮脂量が増えてしまうので気を付けてください。
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インナードライ肌の美白化粧品の選び方と美白ケア
インナードライ肌の人には、【コウジ酸】【アルブチン】などのお肌に刺激の少ない美白成分が配合されている美白化粧品がおすすめです。
インナードライ肌は、肌内部の乾燥で肌が敏感になっていることが多いので、刺激の少ない美白成分が良いとされています。
また、肌内部の乾燥を改善するために【セラミド】や【ヒアルロン酸】など保湿成分も配合されている化粧品を選ぶことで水分量を増やすことはできます。
保湿を十分に行うことで、美白成分もお肌に浸透しやすくなります。
化粧水・乳液はセラミドなどの保湿重視の化粧品で、美容液だけ美白化粧品を使用するのもおすすめです。
インナードライ肌の人は、保湿優先で美白ケアを考えましょう。
「アルブチン」と「セラミド」が配合された化粧品のレビューを見る
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オイリー肌がスキンケアで注意することは?
ここではオイリー肌が注意したいスキンケア方法をまとめています。
洗顔で皮脂を落としすぎない
お肌のべたつきが気になっても、洗顔で皮脂を落としすぎてはいけません。
脂性肌・インナードライ肌ともに、洗顔で皮脂を落としすぎてしまうと、肌は乾燥から守ろうと皮脂を過剰に分泌してしまいます。
ですので、脂性肌・インナードライ肌ともに洗顔はたっぷりの泡で、やさしく洗い上げましょう。
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洗顔後はしっかりと保湿ケア
オイリー肌の人にとって、洗顔後の保湿ケアはべたつきを抑えるうえで重要です。
脂性肌の人は、肌のべたつきを気にして乳液などの保湿をあまりしない人もいるかもしれません。
しかし、それでは洗顔の時と同じように肌表面が乾燥し、それを補うためにまた多くの皮脂が分泌されてしまいます。
洗顔後は、べたつきが気になる脂性肌の人は「さっぱりタイプ」の化粧水で水分を与え、軽めの乳液でお肌を整えましょう。
毛穴の広がりが気になる場合は、収れん化粧水で肌を整えるのも有効です。
脂性肌でも目の周りや口周りは皮脂腺がなく、乾燥するのでその部分にだけクリームを使うのもおすすめです。
またインナードライ肌の人は、化粧水はセラミド系など保湿力の高い化粧水や乳液でしっかり保湿し、お肌の乾燥を改善しましょう。
充分な保湿がされると、肌はそれ以上余分な皮脂を分泌しようとしなくなるので、インナードライ肌の人は乾燥をケアするとオイリー肌を改善できます。
まとめ
オイリー肌におすすめの美白化粧品の選び方と、スキンケア方法でした。
脂性肌の人は、皮脂の分泌を抑える効果のあるビタミンC誘導体。インナードライ肌の人は刺激の少ないアルブチンやコウジ酸などの美白有効成分の化粧品がおすすめです。
皮脂を落としすぎない正しいスキンケアで、美白成分が浸透しやすい肌を作っていきましょう。